おとなしくアタシに溺れなさい!
そう言われ、アタシは渋々凪君宛てにメールを作成する。


でも、なんて送ればいいんだろう?


いつもの軽い感じじゃダメだろうし。


かといって堅苦しい文章は学生らしくない。


「ほら、自分の思うままに打てばいいだよ」


若葉に言われて、アタシはグルグル回る思考回路をシャットアウトした。
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