おとなしくアタシに溺れなさい!
アタシは慌てて雑誌を棚に戻し、コンビニを出る。


「待った?」


「う…ううん」


凪君の胸元にさりげなくつけられた、クロスのネックレスがキラキラ輝く。


やばい。


すごく、カッコイイ…。


いつもは自分に自信満々なアタシなのに、今日は一段とカッコイイ凪君にちょっとだけ自信をなくす。
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