おとなしくアタシに溺れなさい!
凪君が全く自分のことを話してくれないので、少しイライラしてきた。


「お前には、関係ない」


冷たく言い放たれて、アタシは無言になる。


なんなの。


そんなにアタシのことが嫌いとか?


いやいや、いくら隆吾の頼みといえど、嫌いならデートなんてしないか。
< 192 / 329 >

この作品をシェア

pagetop