おとなしくアタシに溺れなさい!
俺も、恥ずかしいと言いながらも、やっぱりどこか嬉しくて。


当日誕生会らしく派手に飾り付けられる自分の部屋に「本格的だなぁ」と、苦笑い。


この頃は、俺も浦木と仲がよかった。


昔は、同じクラスで親友の1人だった。


そしてこのとき、麻友と浦木が始めて出会ったんだ。


騒がしい俺の部屋をのぞいてみたくなったのか、麻友がそっとドアを開けた。
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