おとなしくアタシに溺れなさい!
やっぱり、凪君を恨んでいるんだろうか。


隆吾と同じように、事故は凪君のせいでおきたと感じているんだろうか。


病室に入る前に追い返されるかと思った。


けれど、お母さんは笑顔を見せて「どうぞ、入って」と、アタシを中へ入れてくれたのだった。
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