おとなしくアタシに溺れなさい!
そうとう彼女ほしくて仕方ない男なんだろうなー。


なんて考えていると、店員さんが人数分の飲み物を運んできてくれた。


「みんな飲み物持った?」


全員に飲み物が行きわたった事を確認して、とりあえず乾杯をしようとグラスを手に持つ。


その時だった。


聞いたことのある、カツカツカツと革靴の足音。


同時に、アタシのイケメンレーダーがビリビリと反応する。
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