おとなしくアタシに溺れなさい!
唇が触れ合う瞬間のときめき。


胸の奥から熱が込み上げてくる感覚。


これは、間違いなく『好き』という二文字が当てはまる感情だと思った。


そっと唇を離し、「どう?」と、聞いてみる。


「わかんねぇ」


なにそれ。


まだわかんないの?
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