おとなしくアタシに溺れなさい!
「なんだ、起きてるじゃん」


ガラっと扉を開けて入ってきた若葉が、開口一番そう言った。


「準備できてるよぉ」


「元気なら授業出たらよかったのに」


「大丈夫。アタシ頭いいから必要ない」


適当な事を言ってニカっと笑うアタシ。
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