花の記憶
ある日…駅のホームのベンチで、買った花を見ていると、目の前に黄色い花束を持った女性が通り過ぎた。

「何の花だろ?」と、つい目で追って見送ると…その女性が引き返して来て、私に話しかけてきたではないか…

その女性は、花をもらったが、家には飾る花瓶がないので、もらって欲しい…

と説明をすると、私に花をくれたのだ。

通りすがりの人に、花をもらうのは初めてで驚いたが…

家に飾る花が思いがけず増えて、嬉しくなったのを覚えている…


これが、私の花にまつわる記憶で、ないようでいて結構あったなと、思った。


おわり
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