屋上共犯者。






「学校来いよ。

またいじめてやるからさ」




瞬間、頭の中が真っ白になって、

私は思い切り梓の手を振り払う。



そして、ひたすら走って逃げた。



「アハハハハ。
アハハハハハハハハハ!」




キンキンする声が、大声で私のことを笑っている。



うるさい。



うるさいうるさい、うるさいっ!


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