屋上共犯者。


私は真顔でタクトを見つめる。


「つまりタクトは私がそんな冷酷な
人間だと言いたいわけだ。

ほーっ」


それからぷい、とそっぽを向く。


「やっぱり買うのやーめた」


「嘘だって、瑞希かわいい!」


「てきとうにおだてるのやめてくれますか?」




私が振り返ると、
タクトが優しく私の頬を撫でた。

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