屋上共犯者。


タクトはそれを聞き、
堂々と胸をはって立ち上がった。



「そうだよ、デートしてんだ。
羨ましいだろ?」


「ちょっ……」


何言ってんだ。
行動の読めないやつ。


すると小学生達は途端にわーっと盛り上がった。


「なぁ、もうキスした?」


「いつから付き合ってんの?」


「それ何人目の彼女?」

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