屋上共犯者。


それに、いざ連絡しようと思っても

私はタクトのメールも電話番号も、

何も知らない。


こうやって毎日会ってると親しくなった気がするけど、

私はタクトのこと全然知らないんだよなぁ。


そう考えると、

少しさみしい気持ちになった。


あの屋上にどちらかが行くのをやめてしまったら、

簡単に会えなくなっちゃうんだから。



そんな感じで夕方には家に帰ってきて、

部屋でごろごろしていたら眠ってしまったらしい。

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