屋上共犯者。


「嘘をつけっ!」



大きな声に、思わず背中が震えた。


やばい。


そろそろだろうなとは思ってたけど、

学校行ってないの、バレたんだ。


「……嘘じゃないし」



私は半ば意地になって、

お父さんに言い返した。


すると、

お父さんが急に立ち上がり、

大きな手のひらが降ってくる。




あ。
< 326 / 490 >

この作品をシェア

pagetop