屋上共犯者。


拓斗は私を軽蔑したような、

冷徹な視線を投げる。


「正直に言ったら?

同情したって。


自分より下の立場の人間を、

憐れむような気持ちになったって」



「違うよっ、私はっ!」




「うざいんだよ」




< 415 / 490 >

この作品をシェア

pagetop