屋上共犯者。


彼女が人に言われる言葉に過敏になっているのを

知っていたくせに、最低だ。


こんな自分はもう、

いなくなってしまえればいいと思う。



怖い。

俺は怖くて仕方がない。


死ぬのも、

手術を受けるのも怖い。




部屋を出る時、瑞希は


「ごめんね」


と言っていた。



そう言いながら、

瑞希は泣いていた。

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