屋上共犯者。
恥ずかしくなって少し身体を起こし、
話の続きをしようとする。
何の話してたっけ?
「えっと、だから、
何が言いたいかっていうと……」
そう、だ。
私はベッドに乗ったまま、拓斗の顔の横に両手をつき
彼をすぐ真上から見下ろした。
「もう死ぬとか、余命三ヶ月とか、
そういうのは冗談でも、絶対言わないで!」
拓斗は眩しい物でも見るように、
目を細めて私を見上げる。
「……そんなに私のことが、嫌いなの?」