屋上共犯者。




「おかしいじゃん、そういうの。

それでさすがに変じゃない? って言ったら」


「言ったら?」


タクトが私の顔を覗きこむ。


「予想通り、次の日から私がターゲット」


「おぉー!」


タクトは冗談めかして拍手しながら、

歓声をあげる。


「清々しいほどの屑だね!」



はっきり言うなぁ。


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