屋上共犯者。





思わず少し大きな声で叫んでしまう。


「嘘ばっかり!」


「ほんとだよ」


「……」


やばい、顔赤いかも。


何だか照れくさくて黙っていると、

タクトが小さな声で付け足した。



「嘘でした」


「ほら、やっぱり!」


超うざい。


私がくいかかると、

タクトはおかしそうに続けた。


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