屋上共犯者。





気にしない素振りで自分でゴミを集め、

ゴミ箱に捨てた。


梓は喜んでいた。



自分のやったことに対して、

私の反応があるのが嬉しかったみたいだ。


だけどいくらきれいに掃除しても、

意味がなかった。


次の日も、その次の日も、

同じことがされていた。




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