無口なカレとの甘い恋
「姫ちゃんって、細いのにオッパイあるし、可愛いし、性格もいいしパーフェクトじゃん~?」
「お、オッパイ……!?」
レオ君の下ネタ発言に目を白黒させる。
「くっついてると、何か姫ちゃんのおっぱいの大きさが……――!!」
レオ君が何かを言いかけた時、あたしの隣にいた海星君がスッとあたしの後ろに移動した。
そして、瞬きの間もないくらいのスピードでレオ君の肩に拳を叩き込んだ。
海星君がレオ君を叩いたと気付いた時には、レオ君の腕はあたしの体から離れていた。