無口なカレとの甘い恋

店の仕事は商品を並べたり、在庫をチェックしたり、接客したり……本当に色々。


常に立っているせいか足もむくむし、終わりに近づく頃には足の感覚すらなくなってくる。


常にお客さんに笑顔で接しないといけないのも意外と大変だった。


半分は海星君がいるからという下心丸出しな理由で始めたけれど、今はそれどころではない。


覚えることもたくさんあるし、海星君を目で追うことなど到底許されない。


それに、店には鬼のサトコさんがいる。


< 176 / 462 >

この作品をシェア

pagetop