無口なカレとの甘い恋

突然の告白

「姫子、俺……ずっとお前のことが好きだった……」


「海星君……。あたしも好き。大好き!!」


「姫子のこと世界一愛してる……」


「海星君!!」


海星君にギュッと抱きしめられてキューンっと胸が高鳴る。


「……姫子」


顔を持ち上げると、海星君の唇が近づいてきた。


キスされるんだ……。


早く。早くして……――。


「……――ストップ!!」


すると、急に伊織君が現れて、あたしの腕を引っ張って海星君から引き離した。