無口なカレとの甘い恋
疑惑浮上!?
「あっ、姫子~!!おはよー!!」
「おはよう!」
2日間学校を休むと、すっかり熱も下がり体調も良くなった。
教室に入ると、笑顔のアカネが出迎えてくれる。
「姫子がいないから何かすごい静かで寂しかったんだけど」
「あたしもアカネに会いたかったよ~!!」
キャッキャッと2日ぶりの再会を喜んでいると、アカネが「あっ」と言葉を漏らして教室の扉の方へ視線を向けた。
「ん?」
つられてあたしもその方向へ視線を向ける。