無口なカレとの甘い恋
私に嘘をついていた……?


それってどういうこと?


ねぇ、レオ。どういう意味なの……?


そう尋ねる間もなく、元カレがレオに拳を振り上げた。


ダメ……――、やめて!!


心の中でそう叫んだ時、レオが元カレの拳をひょいっと身軽に交わして、脇の甘くなった部分に拳を叩き込む。


えっ……?嘘……。


「くそっ……!」


何とか体勢を整えた元カレが再び拳をふるうと、レオは相手の攻撃を読みカウンター攻撃を仕掛けた。

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