無口なカレとの甘い恋
ここで気持ちを伝えたら、レオは私から離れていくだろう。


店にも顔を出さなくなるかもしれない。


そんなの、耐えきれない。


例え「好き」と言ってもらえなくても、付き合えなくても、ただそばにいられればいい。


レオに彼女ができるまでの間、できるだけそばにいたい。


例えレオに『お姉ちゃん』という存在で見られていたとしても。


「サトコさん、ごめんね」


すると、レオが弱々しい声で謝った。
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