無口なカレとの甘い恋

「えっ……」


なに……?


頬に感じる温かい感触。


「な、何で……?」


「鈍感な姫子にそろそろ分かってもらおうかなって」


「へ?」


あたしから顔を離してニッと笑う伊織君。


右頬がジンジンと熱い。
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