*君との時間*
ーーーー。
4歳の時、私に大好きだった幼なじみ賢人がいた。
その時の私は明るくて皆から人気者だった だから毎日が幸せでたまらなかった
大好きな人が死ぬ前まではね…


「ピンポーン」

「あらまた賢人くん?」


「うん!」
私はものすごくうれしそうな顔で言った。


「もういい加減にしなさい!」
お母さんが顔をひきずりながら言う

「えっ?…」

ドタドタ、ガチャ

「あなた賢人君かしら?」
お母さんなにいってるの?…

「はい…」
賢人おびえてる。
「もううちの娘に会わないで!!」

「おか…さん?なにいってるの…?」

「もううちの娘に会わないでっていったでしょ!帰って!!」

「すみ…ま…せん…」

ガチャ…

キキッー

「う、うわーっ」


賢人!!
嘘でしょ?何で血だらけなの…
「ぁああああああああ~」

「おかあさんのせいで!」

ーーーーー。
< 3 / 4 >

この作品をシェア

pagetop