星が瞬く夜に。
どうして・・・
どうしてよぉ・・・!
椅子から立ちあがって追いかけようとしたが、力が入らなくなって、思わず冷たい床に跪く。
私・・・わからないよ・・・・。
榊くんがしたかったことが、わからない。
嗚咽をこらえて、ひたすら泣いた。
小さな涙の水たまりが出来るぐらい。
こんなに苦しいなんて・・・。
こんなに苦しむのは・・・。
どうして・・・?
わたしもう、榊くんのために泣きたくない。
でも涙は言うことを聞かない。
好きです・・・。
榊くん・・・・・・・・。