星が瞬く夜に。






瑛士さんは、奈々子さんが不安そうに見守る中、ベッドから降りた。



・・・が。



ガタンッ!!



立ち上がれず、ベッドから落ちるだけで終わった。



「瑛士!」

「・・・玉井さん、見た?」

「え・・・?」



見てましたけど・・・。



「僕はね、もう一生立てないんだ」



・・・そうなの?



「僕の足をこんなにしたのは・・・








輝流だ」








・・・え?













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