星が瞬く夜に。
いたた・・・。
何・・・?
私は痛む頭を抑えながら、体を起こす。
どうやら私は、道路に横たわっていたらしい。
お姉ちゃん・・・?
私は目の前で横たわる、お姉ちゃんに近づく。
お姉ちゃんの目は、閉じられていた。
「お姉ちゃん大丈夫?
何が起こったの・・・?」
肩を叩いても、お姉ちゃんは起きない。
びくともしない。
「お姉ちゃん・・・?
どうしたのお姉ちゃん。
こんなところで寝ていたら、入学式遅れるよ?」
でも、お姉ちゃんは動かない。
目も開かない。
お姉ちゃん・・・?