星が瞬く夜に。
私は、ずば抜けて良い進学校を言ってみた。
日本の有名大学のみならず、海外の大学への進学率も高い、進学校。
まぁ、そこに行ってたら可笑しいんだけどね。
「おっ、正解じゃん」
合ってたああああぁぁぁぁぁ!!!???
嘘だろ!?
史上最大の驚きだわ!!
「そんな顔するな。失礼だぞ」
「あ・・・ごめんなさい」
「謝る必要はない」
にっこりと、榊くんは優しく笑う。
「でも、どうしてそんな進学校から、こんな学校に?」
私のいる学校は、そこまで頭は良くない。
大学進学率も、どちらかといえば悪い。
平々凡々な学校だ。
「頭悪いから」
「でも、その学校に入学できたんでしょ?」
「まぐれだから」
「まぐれで入れたら、皆入れるわ!」
「そぉかー?」
「そうだよ!」
榊くん・・・少し天然?