*短編集* 『 - 雨 - 』
。。。あとがき
「雨色プロローグ」について。
梅雨明けに絡めたしっとりとした大人の恋愛が書きたかったのですが。
一体読んで下さった方の目にはどう映ったのか……不安はしとしとと募るばかりです。
いつも書いている作品内容を見れば一目瞭然ですが。
私は多分、年齢の割に幼稚な脳をしているので、結構背伸びをしたつもりで書きました。
というのもこのお話、二次創作の方で何度も私のお話に表紙や挿絵を描いてくださった絵師さんへのお誕生日プレゼントなんです。
(ほんと、この程度の文章力で作品をプレゼントとかどうかしてるんじゃないかというご指摘はごもっともで胸が痛いですが汗。
だ、だってだって、私の文章好きだっていつも言ってくれるから……!
社交辞令だろうけども! それでも…………!略)
私よりも少しお姉さまなので、うんと背伸びしてしっとりとした大人の恋愛ってどういうものなんだろうと想像しながら。
その方の恋愛観などは分からないので、切ない系好きだって言ってたなぁというのと、なんとなくこういうのが好きなのかなぁという当てずっぽうでこうなりました汗。
いつも書くような、山あり谷あり的な幸せではなく、じんわりと胸に染み込むような幸せを描きたかったんですが……まぁ、なんていうか。
出来は別にして、精一杯頑張りました! うん。頑張った!
本当に色々よくして下さった方なので、その方にもじんわりとした幸せがずっと続いていくといいなぁと思います。
お誕生日おめでとうございます!
幸せな笑い声溢れる毎日をお送りくださいませ。
「RAIN * TRAP」について。
男目線の、黒いというかちょっとだけ怖い部分が書きたいなぁという、定期的に襲われる衝動に乗っ取られるまま書いたお話でした。
「俺」と「彼女」だけで、名前も出てこないふたりのお話。
すごく楽しく書けました。