君と僕の空の下
え、今の佐藤ちゃんってあたしだよね。



「な?やるがんな佐藤ちゃん」




声の聞こえたほうを見た。



「大倉先輩」



その声の持ち主は大倉先輩だった。

「え、何?大倉あの子と知り合い?」
「いつどこで?」
「結構かわいいがん」

冷やかしっていうほどではないけれど、
若干冷やかしのような声が聞こえてくる。


「佐藤ちゃん一番最後行こう!!」

「は、はぁい」


否定できなかった。 
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