君と僕の空の下
あたしたちも走らなきゃだめだよね。
でもなんて言えばいいんだ??


部長の権力恐るべし。



「坂田だけ走らせるのは
どうなん??」


後ろから聞きなれた声が
聞こえる。


「大倉っち・・・。」

そう、その声の持ち主は
やはり大倉先輩だった。

部長は"大倉っち"と呼び、
困った顔をしている。
大倉っちとか何ソレ。

「りおちゃんも走ってもらわんと
いけまあ。
まあ、確かに話かけた坂田も
悪いと思うけど、
その話に乗ったりおちゃんも悪いじゃろ。」





_________ごもっともです。
< 35 / 41 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop