偽りの姫…本気の恋
「ねぇ、千尋ちゃん
まだ16なのにすご〜く色っぽいね」
と手を触る維澄さん
「いきなり触ったりしたら失礼だろ」
と引っこ抜く修二さん
自分の座っているソファーに
もたれる振りをして私の手をそっと
優しく包む…
テーブルの女の子や維澄さんに
気づかれたりしないか…
手汗大丈夫かな?…
と柄にもなく心の中で焦っていた
余裕の笑顔で笑いながらも
手の位置がおかしく見えると
いけないので少しずつ
修二さんの方に身体を寄せる
その度にチラリと上から見下ろす
切れ長の目…
時々触れる筋肉質の腕
大きな体からマリン系の爽やかな
香りに誘われ肩に頭を乗せ
見上げると…
耳に顔を近づけて
「千尋…16でそのエロい顔は
やばくないか?」と聞いた
耳に触れそうで触れない距離と
かかる息、低音の少しかすれた声に
身体がビクンと揺れる
目の前に座る…維澄さんが
急に立ち上がり
「チョットごめんね」と
組長達のテーブルで何か耳打ちをして
二人ともがこっちを見た
「何か気に障ったのかな」
俯いていると何にもないような顔で
戻ってきてくれた
「どうした?」
隣の修二さんがのぞき込んで
繋がったままの手を顎のしたに当て
自分の方に向けて
優しい目で私を見て「ん?どうした」
って顔で見るから
誘惑に負けてしまい目をつぶったら
目の前の維澄さんが…
飲んでいたであろうビールを
こちらに向かって"ぶはっあっ〜"と
吹き出した…
まだ16なのにすご〜く色っぽいね」
と手を触る維澄さん
「いきなり触ったりしたら失礼だろ」
と引っこ抜く修二さん
自分の座っているソファーに
もたれる振りをして私の手をそっと
優しく包む…
テーブルの女の子や維澄さんに
気づかれたりしないか…
手汗大丈夫かな?…
と柄にもなく心の中で焦っていた
余裕の笑顔で笑いながらも
手の位置がおかしく見えると
いけないので少しずつ
修二さんの方に身体を寄せる
その度にチラリと上から見下ろす
切れ長の目…
時々触れる筋肉質の腕
大きな体からマリン系の爽やかな
香りに誘われ肩に頭を乗せ
見上げると…
耳に顔を近づけて
「千尋…16でそのエロい顔は
やばくないか?」と聞いた
耳に触れそうで触れない距離と
かかる息、低音の少しかすれた声に
身体がビクンと揺れる
目の前に座る…維澄さんが
急に立ち上がり
「チョットごめんね」と
組長達のテーブルで何か耳打ちをして
二人ともがこっちを見た
「何か気に障ったのかな」
俯いていると何にもないような顔で
戻ってきてくれた
「どうした?」
隣の修二さんがのぞき込んで
繋がったままの手を顎のしたに当て
自分の方に向けて
優しい目で私を見て「ん?どうした」
って顔で見るから
誘惑に負けてしまい目をつぶったら
目の前の維澄さんが…
飲んでいたであろうビールを
こちらに向かって"ぶはっあっ〜"と
吹き出した…