愛しても愛されない
「真耶ー、千秋、プリ撮ってから行こ♪」
「「もちろん!」」
わたし達はいつものようにプリクラを撮ってから居酒屋へと向かった。
金曜日という事もあり、店内は賑わっていた。
席に通され一息つく。
「「「お疲れーかんぱーい!」」」
グラスの合わさる音と共に喉を潤おす
「うーん、美味しい!やっぱ一杯目は生だねぇ!」
「いやいや、真耶はいっつもビールばっかじゃん、よく苦いのに飲むよ」
若干呆れ顔で真奈が笑う
食べたいものを適当に注文した後
三人で語り始める。
けど、最終的には恋愛話や愚痴ばっかになるのがわたし達のお決まり