この恋のとろける温もりを感じたい
「忙しいかったら?」
「馬鹿だね~可愛いカノジョからの電話だよ忙しくても出てくれるよ。もしくは出れなくても、着信履歴から電話してくるでしょ」
「迷惑じゃないかな?」
「迷惑なんて、これっぽっちも思ってないよ。もしかしたら電話かけてくるの待ってるかも知れないよ蘭花の王子様」
「そうなのかな...」
「大丈夫電話してみなよ」
優奈ちゃんは、そう言うと私の肩をぽんぽんと叩いてからビールを持ったまま部屋に戻っていった。