この恋のとろける温もりを感じたい



会社に行くまでの間、妄想ばかりしていた。


だって...


1週間ぶりに桃也さんに会える、そう思うと気持ちが弾んで仕方ない。



《蘭花...今日は一段と可愛いね...会いたかったよ》



桃也さんの手は私の腰辺りに伸びてきて優しく頬にキスを落とす。



なんてロマンチックな瞬間なんだろう。



弾む気持ちより又心臓が口から飛び出そうになったら?



もうダメ


きっと今、私の顔はニヤケて



誰が見ても変だって見えるよね。


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