この恋のとろける温もりを感じたい



「出てくるのが遅くて、会社の中に入って受付を見ると張り紙を見つけたんだ。


ちょっと待とうと思っていたら、あまりにも遅いから会社中を探している内に怒鳴るような声が聞えて


2階へ行くと大変な事になっていたんだ。本当に何も無かったのか?どこか触られたとか叩かれたりしていないのか?」



思い出すのもイヤだった。


カラダには触れられてはいないけど言葉だけでも気持ち悪くなる。


「大丈夫です...でも髪を触られました...他にも、私の方が誘ったとか...そんな事していないのに悔しいです」


思い出すと悔しくて、悔しくて涙がどんどん零れてくる。



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