この恋のとろける温もりを感じたい
愛の吐息
「蘭花...愛してる」
「私もです...」
桃也さんは唇を重ね何度も角度を変えキスをした、そして唇が鼻先で止まり
「蘭花...そろそろ、下の名前で呼んでくれないか...敬語も少し崩して...もっと近くに僕を感じて」
「ダメです...」
桃也なんて言えない。
「桃也って呼んで欲しい...その方が愛されているように思えるよ...」
鼻先辺りで止まっていた唇が動きだすと頬に触れていた桃也さんの指が背中に回り《愛してる》と耳元で何度も囁かれ
目が虚ろになって行く。