この恋のとろける温もりを感じたい
「うん...」
「で、王子様とは、どうなったのかな?」
両手でカップを持ち息をゆっくり吸い込むと桃也さんとの...その、あの話をした。
やっぱり上手く言えないけどHの話。
「ちょっと...それは、まだHしてないって事なの?」
「優奈ちゃん、そんなビックリしないで」
言っている私が恥ずかしくて上手く伝えられないのに...
でも、そうだよね...そこまで行けば、絶対その先はありえる事で。
なのに...もう私の方が気が気じゃなくて。