この恋のとろける温もりを感じたい


「でもさ~その先って付き合っていれば、ごく自然となるもので辿り着く過程がきゅんきゅんして楽しんじゃないのかな?」


「カラダより心なのかな...」


「そりゃ~若い男はカラダばかりで気持ちは後からって感じだけど王子様は大人だよね蘭花は幸せになれるよ」


優奈ちゃんは、そう言うと羨ましそうにビールを呑みながらニカっと笑った。


「私達なんて付き合って長いから我がままで気づけば喧嘩だよ。


それでさ喧嘩すればカラダを重ねたら許してもらえるとか思って、ほんと、きゅんきゅんしないんだよね~」



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