この恋のとろける温もりを感じたい


凛ちゃんは、手を止め私の方を見つめると肩を優しく叩き



「そっか王子様...相当、離したくないんだね。素敵じゃない、好きな人に自分のしたい事を応援してもらえるなんて迷う事なんて一つもない」



そう言ってニカっと笑い迷っている私の背中を押した。


「そうなのかな...」


「あたり前でしょ、恋も仕事も両方取れるなら最高だよ」


迷い...


その迷いが臆病の元なんだと今ハッキリと分かった。



「凛ちゃんありがとう」


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