この恋のとろける温もりを感じたい


あれ桃也さん何かを言いたそうにしている?


呑んでいたビールジョッキの淵から桃也さんを見つた。


「間接キス」
「え?」


「ほら...同じ場所に唇を合わせてる」


ん...っあ。


理解したとたん一気に顔が熱くなり持っていたビールジョッキを下ろした。



「そ、そんなの分かりませんでした」


頬杖をついて見つめる桃也さんは本当にイジワルに見つめる。


どうして、そんなドキっとさせる言葉が出てくるか本当に困る。



< 360 / 553 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop