この恋のとろける温もりを感じたい



「桃也さん...」
「蘭花...ありがとう」



桃也さんは私の頭を優しく撫でながら片手できゅっと抱き締め私はダラリと伸ばした両手を桃也さんのカラダに回した。



「こちらこそ返事が遅くなってすみませんでした」


抱き締められながら耳の奥に伝わって来る桃也さんの心地の良い心臓の音を聞きながら心の中で呟いた。



桃也さん、これからよろしくです――...。





< 373 / 553 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop