この恋のとろける温もりを感じたい
桃也さんの声に気づき「な、何でもないです...」と返事を返したものの
ヒリヒリとして痛みを感じるのと桃也さんの顔を見る事が出来ない自分が便座の上に座っていた。
自分の髪をクシャリとし今日どうやって桃也さんと接しようか
考えたけど昨日の余韻が残るまま頭も回転してくれない。
このままトイレに、こもりっ放しなんてもっと出来ない。と悟り軽く溜め息を吐いてトイレの窓を開け庭を見つめた。
すると庭の桜の花びらがチラチラと舞っていて見ていると何だか落ち着いてきたような気がした。