この恋のとろける温もりを感じたい


「蘭花...こっちへおいで」


化粧を終え身だしなみを整えていると、ふんわり手を引っ張られ背中越しから抱き締められた。


いつもより甘々な桃也さんどうしちゃったの?


それとも私が素っ気無いの?



「昨日の続きでもする?」


きっとこのままベッドに流れれば昨日よりも甘い時間を送れるような気がする。


けどこんな天気のいい日にベッドで寝てる場合じゃないんです!


「ダメです...今日は観光です」

「少しでもダメ?」
「ダメ...」



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