この恋のとろける温もりを感じたい


少しだけ寂しい気持ちで部屋を後にしキッチンへ向かった。


「瑞希さん...すみません、桃也さん今は、夕飯要らないそうです」


「いいわよ何となく分かっていたから。それより湯豆腐作ったんだから食べましょう」


瑞希さんは、自分達が食べる分だけ残し後は柚江さんに頼むとテーブルで向かい合わせに食べ始めた。


するとスマホの着信音が鳴り響びき


「あら...」


瑞希さんは、側の椅子の上から鞄を取るとスマホを確かめ


「メールだわ...」


そう言って、いつもの眉が上がってからスマホ切った。


< 496 / 553 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop