この恋のとろける温もりを感じたい
少しだけ寂しい気持ちで部屋を後にしキッチンへ向かった。
「瑞希さん...すみません、桃也さん今は、夕飯要らないそうです」
「いいわよ何となく分かっていたから。それより湯豆腐作ったんだから食べましょう」
瑞希さんは、自分達が食べる分だけ残し後は柚江さんに頼むとテーブルで向かい合わせに食べ始めた。
するとスマホの着信音が鳴り響びき
「あら...」
瑞希さんは、側の椅子の上から鞄を取るとスマホを確かめ
「メールだわ...」
そう言って、いつもの眉が上がってからスマホ切った。