この恋のとろける温もりを感じたい
「そうね...でも最初はそれど頃じゃないわよね?」
瑞希さんはクスっと笑い、お茶を一口含ませた。
「所で...スマホ見た?」
それは怖くて見れません、きっとケータイは何十回と鳴っているはず。
「怖くて見れません」
「私さっき見たら留守電に『帰ってきたら分かってるだろうな~』って声色で入ってたわ」
どうやら私と瑞希さんが一緒に居るのが分かったみたい。
「え本当ですか...だ、大丈夫ですよね?」
鞄を見つめ身震いを感じた。